工場の屋根改修工事、スレートカバー工法
建 物 | 工場 | ||
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施工箇所 | 屋根 | ||
目 的 | 屋根からの雨漏りの改善 | ||
地 域 | 長野市 | 予 算 | 約200万円 / 約500㎡ |
工事完了日 | 2018年9月 | 工 期 | 10日 |
使用した商品 | 大波スレートカバールーフ ガルバリウム鋼板0.5㎜ |
古い工場では多く見られる大波スレートの屋根、当時は安価だった為に多く用いられました。
そんな工場の屋根も塗装などのメンテナンスを繰り返しても30年が限度です、
セメントを主剤に作られているスレートは雨風で劣化してボロボロになってきます。
劣化が進むと雨漏りはもちろんですが、ボロボロになった屋根材が風で飛んでしまったり、メンテナンス時に人が乗るだけで破損してしまうなど大変危険です。
今回の大波スレートの改修工事では、板金の屋根を上から被せるカバー工法です。
補修箇所が多数ありましたが補修材も劣化していました、
屋根材を固定しているビスも錆びてしまい止水が出来ていない状態で、こちらも雨漏りの原因になっていたと思われます。
工事初日まず最初に行うのが落下防止用のネット張りです、
劣化が進んでいるので、万が一踏み抜いてしまった場合に備えてネットを全面に張ります、屋根に隠れてしまう部分ですが安全が第一です。
一枚が10m近くあるのでクレーン車で屋根材を吊り上げます、屋根を端からビスで固定していきます。
ルーフファン(換気扇)もキレイに塗装して工事完了です。
今回使用したガルバリウム鋼板は軽くて錆びに強く高耐久です、塗装などメンテナンスを行えば50年持つとも言われています、これからも長く工場の屋根を雨から守ってくれます。